やまだ屋について

ごあいさつ

お客様に、笑顔で召し上がっていただき、「おいしい!もう一度あのお菓子を食べたい!」と仰っていただけるよう、古き良き伝統を継承しながら、常に創意工夫し新しい味を求め続ける「菓傳創心」の思いで精進してまいります。

やまだ屋三代目当主代表取締役 中村靖富満

やまだ屋は、昭和7年宮島で「もみじ饅頭」の製造元として創業しました。

爾来、「ひとつひとつに思いを込めて」の理念のもと、「お客様の満足」を喜びとして今日まで歩んでまいりました。


その途中、戦争で物資が統制となり原料が供給できず、一時製パン業に転じた時期もありました。

製造機械は、当初の手動式から回転式へ、そして自動焼成機に移行し、1時間当たりの製造個数も200個から10倍以上の2,500個に増えました。熱源も無煙炭から電気、そしてガスへと転換していきました。


もみじ饅頭の種類も、当初は小豆のさらし餡だけでしたが、現在弊社では、約20種類(季節限定品を含む)を製造しています。広島・宮島の特産品を使った味や、クリエーターグループやミュージシャン、そしてアニメとのコラボ商品など、お客様のニーズに応えるべく幅広く商品開発を進めています。

平成9年には、先代(二代目)山田勲が、糯粉を使った独特の食感の「桐葉菓」を開発発売し、現在では弊社のもみじ饅頭に次ぐ代表的なお菓子としてお客様にご好評をいただいております。


観光お土産菓子の製造にとどまることなく、贈答用の和洋創作菓子を販売する新ブランド「RAKU山田屋」も展開しています。


宮島本店では、焼きたての「手焼きもみじ饅頭」を召し上がっていただけるコーナーを設置するとともに、宮島本店と宮島伝統産業会館「みやじまん工房」では手焼き体験、おおのファクトリーでは工場見学など、お客様により楽しい時間を過ごしていただけるようなサービスもご用意しています。


私たちは、ひとつひとつの小さなお饅頭に、菓子づくりへの情熱とお客様への感謝の気持ちを込めて作り続けてきました。そして、創業から守り続けてきた理念「不易流行」を礎に、時代の流れに敏感に対応する進取の精神を持ちながら、これからもお客様に喜んでいただける製品とサービスを提供して参ります。


今後とも引き続き弊社をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

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